セサミンはごまから摂れる

ごまは、6000年以上も前にアフリカのサバンナ地帯で栽培されていたといわれ、そこからエジプト、インド、中国などさまざまな地域へと伝わっていったと考えられています。
日本では縄文時代の遺跡からごまが出土しており、食用としての歴史には、6世紀中頃の仏教伝来が大きく関係しています。
ごまは健康に良い食べ物で有名で、その優れた栄養バランスが評価されてWHO(世界保健機関)が健康のための食品として推奨しています。

そのごまの健康パワーの元であるセサミンという成分が知られるようになったのはそう古い話ではありません。
植物のごまの実は、古代エジプトや中国では民間医療薬として用いられていました。
精進料理の栄養源古来の日本でも、ごまは万能調味料して、また健康に優れた食品として珍重され、幅広い料理に利用されてきたのです。
殺生を禁じた精進料理では、僧侶たちの栄養源としてごまが幅広く用いられてきたのも頷けます。

ごまの健康パワーについての科学的な解明は1980年頃から研究が始まりました。
人間の健康に役立つ油を研究しようという試みが、実質的にセサミン研究の歴史のスタートとなったのです。
1985年頃にはごま油ではアラキドン酸が増えないという実験結果から、アルビナ菌が発見されセサミンのパワーのヒントを得ることになりました。

そして、10年以上にわたる研究の結果、健康食品としてセサミンが誕生します。
セサミンはごまに含まれているゴマグリナンという物質の成分。
体の老化要因のひとつである活性酸素を減少させる抗酸化作用や、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きがあることがわかりました。

活性酸素は私達の体のなかに侵入してくる細菌を攻撃してくれると同時に、体内の細胞までも攻撃してしまうという性質を持つ厄介な存在です。
この活性酸素が増えすぎると体のサビといわれる老化作用が起こり、肌や髪の老化、ガンなどの生活習慣病のもととなります。
中高年にとって怖い存在であるこの活性酸素を低減させる働きを持つのが、強い抗酸化力を持つ成分であるセサミンです。
そんなセサミンはゴマに含まれている成分のため、ごまを使った料理を積極的に食べれば必要量を摂れると思われているかもしれませんが、1粒あたり1%くらいしか含まれていません。
そのため1日の必要量をとるとなるとゴマを大量に摂らなくてはいけなくなります。
これを毎日となると難しいですよね。
ゴマから摂るよりももっと効率良くとるためには、必要な成分だけが濃縮されたセサミンのサプリメントから摂ることをおすすめします。